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  1. 那覇にある世界遺産 識名園は琉球王最大の別邸で 冊封使の接待にも使われたそうだ。 庭園には池があり ということは橋もあったりする。 橋があると 無闇に渡ってみたくなる。 誰もいない時に渡ってみたくなる。 だから おばさま…

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  2. 那覇の公設市場のすぐ横には ちょっとした広場があった 机があった ベンチがあった そして 寂しげなオバァがいた

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  3. 那覇の国際通り辺りは 観光地然としていて もちろん観光客も多い 国際通りから 公設市場を抜けて その先に行くと もうそこはただの町並みが広がっている 公設市場から とっても 近いのだけれど 観光客はほとんどいない 路地裏…

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  4. 猫を追って 路地の奥に足を踏み入れると 一番体の大きな猫に出会った これがこの辺りの親分猫なのかも知れない 振り向き際に 僕に向ける視線には威厳が感じられた

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  5. 子猫が去ると すぐに子猫の友達の猫がやって来た 足元に寄り添ってくる 上を見上げるから やはり僕に興味があるのかな なんて 思っていたら 僕ではない 何かをじっと見つめていた

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  6. いつまで経っても立ち去らない 僕にしびれを切らした子猫は 葉っぱの下から ゆっくりと姿を現した。 そして道の向こうに歩き出した。 見知らぬやまとんちゅに飽きたのかと 思ったけれど 子猫は 何度も 何度も振り返った。

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  7. 那覇の裏通りには子猫がいた 突然現れた やまとんちゅに警戒し 植物の下に姿を隠すも やはり 見慣れぬ人物に興味津々のよう こっそりと 顔を出して 様子を窺うのだった

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