どれだけ頑張っても どれだけ手を尽くしても 結果が出ない時もある どれだけ努力しても どれだけ奮闘しても 誰からも認められない時もある そんな時は 気が晴れるまで うなだれていい 思う存分 うなだれていい 明日は明日の風…
日本人には 個性がないというけれど 本当にそうなのかな 一見同じように見えても よくよく見ると 微妙に違うはず まったく同じなんて あるわけない その微妙な違いを 分かるような人間になりたい
中島らもは 見たという クスリをしている時に 見たという 小さな小さな 親指くらいの大名行列を たとえ どんなに小さくても たとえ 僧門に帰していても これだけ 大勢の坊主が 自分の方へ向かってきたら やっぱり不穏なもの…
じっと 息をひそめ 相手の動向を窺う猫 身体を縮めて 身を隠そうとしているのかも知れないが その真っ白な姿は くっきりと 浮かび上がっていた
狭い空間に 閉じ込められて 回り出し 一周するまで出られない その間じっと考える 雲に見守られながら考える 乗る前と 乗った後では 違うかも知れない自分のことを
まわるまわる くるくるまわる 風を感じたとき 日々の憂鬱は はるか後方に 飛び去ってしまうだろう
陽射しの弱い日には 姿を隠しているけれども 強い日には いつも自分の足元に控えている影 自分の付属品のような 気がしているけれども ふと 気を抜くと 自分の足元からは消え去って 今何時か 時計を眺めているかも知れないぞ
真っ白な花弁に 花粉が散らばっている もう 姿は何処にも見えないけれど 虫たちの夢の跡 貪り疲れた 虫たちは 今頃ほかほかの巣の中で 夢見心地でいるに違いない 問題だ