極楽浄土
(写真:柴又・帝釈天)写真はクリックすると大きくなります
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ラオスの寺院は
信仰の場所でもあり
勉学に励むところでもあり
技能訓練所でもある
トカンカチン
トカンカチン
その音が寺院に
響いているうちに
トカンカチン
トカンカチン
仏の顔が
木目の中から
浮かび上がってくる
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お墓の横にある
細長い板のことを
卒塔婆というが
仏塔のことも指す
釈迦が荼毘に付されたときに
残った仏舎利の塚のことを
卒塔婆という
その語源は
サンスクリット語のストゥーパの音を
当てたのだという
英語でも卒塔婆はストゥーパという
語源は同じサンスクリット語
ちょっとだけ
英語と日本語が
近づいた気がした
| ブッダと仏塔の物語 | |
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中島らもは
見たという
クスリをしている時に
見たという
小さな小さな
親指くらいの大名行列を
たとえ
どんなに小さくても
たとえ
僧門に帰していても
これだけ
大勢の坊主が
自分の方へ向かってきたら
やっぱり不穏なものを感じてしまう
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石はじっと
立ち尽くしながら
その力を
周りに分け与えている
一言も発することはないし
誰かに自らのことをアピールする訳でもなく
ずっと
ただひたすらに
自らの為すべきことを
しているのだ
ずっと
これからもずっと
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| 苔のむすまで | |
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斜陽のなか
堂々と佇む
プロペラの戦闘機
窓の外を見て
その時がきたら
いつでも飛び出せる準備をしているようだった
もう安心していいよ
もうゆっくりしていいよ
もう飛び立つことはないから
決してないから
| 最後の特攻隊 | |
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沖縄には多くの御嶽がある。
今でも御嶽は神聖な場所だ。
石垣島の宿の近くにも
小さな御嶽があった。
一見すると
児童公園のようにも見えるが
立派な御嶽だ。
入口には鳥居がある。
神道ではないのに
鳥居があるのは何故だろう...。
| 新ゴーマニズム宣言SPECIAL靖國論 | |
![]() | 小林 よしのり おすすめ平均 ![]() 靖国とは何か。 日本人が知らねばならない慰安婦問題 本当に「過去を直視」すべきは朝日新聞 悪質な多事争論 慰安婦問題が今すごいことになっているAmazonで詳しく見る by G-Tools |
| 爆笑スーパーライブ第2集!~ガンバッテいただきたいの…~ | |
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空には
自由という
言葉がよく似合う
大空をはばたく姿を見て
無理矢理に飛ばされていると
思う人はいない
飛べない者の
勝手な欲望であるかも知れないが
それでも
大空は自由であってほしい
自由でなければいけない
龍も
上空を飛び去る飛行機を見て
そう思っているはずだ
いつの日か
自らも
あの大空に
舞い上がれると
あの自由な大空へと
| 旅、ときどきライカ | |
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人は何を祈るのだろうか
恋の成就?
商売繁盛?
現世利益?
家内安全?
八百万の神だったら
誰かが悩みを聞いてくれるかもしれないけれど
キリスト教やイスラム教では
そうは問屋が卸さない
唯一の神が一人で全て聞かなければならないのだ
聖徳太子じゃあるまいし
大変だろうね
遠藤周作氏はクリスチャン...
| イエスの生涯 | |
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台北市内からバスに乗って
一時間ほど行くと
三峡という町に着く
この町の目玉は
清水祖師廟だ
モンゴルの元に抵抗した
北宋の陳昭応を祀ってある廟だ
英雄らしい
でも歴史を知らない僕には
ピンとこない
寺院に施された彫刻は素晴らしい
でもその歴史的な背景が
ピンとこない
なんで北宋の英雄が
台湾の片田舎で祀られているのか
ピンとこない
歴史は知っておいた方が良いですね
その方が旅がずっと楽しくなります
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出雲大社で縁結びのお参りをしたあとは、個人的には天命を待っていれば良いのだと思っているのだけれど、世の中にはせっかちな人もいる。一緒にお参りした友人もそのような人であった。いつの日か、今日の願いを聞いてくれた神様によって良縁に結ばれる、と信じるだけでは物足りない。今すぐにでもその結果を知りたいのだ。
出雲大社からそれほど遠くないところに八重垣神社という神社がある。素盞鳴尊(スサノオノミコト)が、大蛇(オロチ)を退治したあと、稲田姫と新居を構えた地と伝え言われている地に建つ神社の奥の、こんもりとした林の中に鏡の池がある。かつてはこの辺り一面がこのような鎮守の杜だったのだろうが、21世紀の今では、小さな小さな雑木林にしか見えない。恨むべきはこの近代に生まれた自分自身だろう。池の畔からは駐車場が見える。この池は稲田姫が鏡として使ったといわれていて、池にコインを紙に載せて浮かべ、その沈む速さによって縁談を占うという。紙が早く沈んだ方が早く良縁に巡り会えるのだという。
特に結婚願望もない僕だが、折角この地を訪れたからにはその鏡の池の占いとやらをやってみることにした。一緒に訪れた友人は、かなりやる気満々だ。その姿に一抹の不安がよぎる。
「もしここで、僕の紙が友人の紙よりも先に沈んだら、友人はあまり良い気がしないに違いない。」
「もし万が一、友人の紙が沈まなかったりしたら、その後の会話が沈んでしまうの違いない。」
そんな不安を抱えつつ、紙を池の水面にと置くのであった。そんな不安を抱えていることさえ、友人に悟られてはいけない。水面の紙は静かに漂うばかりだった。
無言でそれぞれが紙を見つめても、そう簡単には紙は沈まない。静かに時間が流れていた。そのうち、友人の紙が吸い込まれるように沈んで行った。安堵した。友人の婚期はすごそこのはずだ!
| 江原啓之神紀行2 四国・広島・出雲 | |
![]() | 江原 啓之 おすすめ平均 ![]() 中途半端 良書ですが 良い本です では「レビュー」します。Amazonで詳しく見る by G-Tools |
松の並木を歩いていくと、それほど大きくはない鳥居に行き着く。その先には拝殿が見える。縁結びの神様で知られる出雲大社の拝殿は、左右非対称になっていて目を引く造りをしている。左右対称でない拝殿だけが変わっているわけではない。出雲大社ではお参りの作法も他の神社とは異なっている。普通は二拝二拍一拝なのだが、出雲大社では二拝四拍一拝なのだ。これが考古学者の心に触れるようだ。四は死を意味し、大国主命の怨念を沈める役目を負っている、なんていうのを読んだ記憶が蘇る。ここは長い歴史を持つ神社だ。もう創建当時の意味合いなど誰も本当のことは分からない。ただ分かるのは、正面以外の三方を山に囲まれている出雲大社は落ち着いていて、威厳があるということくらいだ。拝殿へと進む。右側に偏った正面にぶら下がる注連縄はやはり太い。出雲地方の神社の注連縄は、関東や関西の注連縄よりもかなり太いように見受けられる。屋根にぶら下がっているというよりも、注連縄に屋根がついていると言っても良いくらいだ。
10月のことを一般的には神無月というのは、神様がお出かけしてしまうからで、ではどこに行ってしまうのかというと、ここ出雲に来ている。だから出雲では神無月とは言わない。日本国中、ひょっとしたら世界中から神様が10月になると出雲に集結するこの月を神在月と呼ぶ。今年の12月1日は旧暦の10月1日に当たる。神様が出雲の町にやってきた野田。町は神様で溢れ、屋台が立ち並び、宿の予約は取りにくい。なんていうのは神様の世界の話であって、人間側から見た出雲の町は静かで、出雲大社も静けさの中に佇んでいた。それでも八百万の神様たちに惹きつけられたように人間もいつもよりは大勢訪れているようだった。
訪れている人の中では女性の人が多かった。やはり縁結びの神様だからなのだろう。他の神社ではあまり見られないくらいに真剣にお参りしている女性もいた。けれども今は神在月。縁結びの神様だけでなく、離縁の神様も来ているに違いない。あの女性たちの祈りがちゃんと縁結びの神に届いているのかどうか、人事ながら心配になってしまうのだった。僕の方はというと、特に結婚願望があるわけでもないので、いつも神社でお参りするときと同じように家族の健康と僕の仕事が順調にいきますようにと祈るだけ。結構控えめな方だと思う。これくらいだったら八百万の誰かが願いを聞いてくれても良さそうだ。いや、聞いてくれるに違いない。
| 神社の系譜 なぜそこにあるのか | |
![]() | 宮元 健次 おすすめ平均 ![]() 説得力不足。 スペクタクル 神社に行きたくなりました。 言われてみれば・・・ 神社がそこにある不思議に迫るAmazonで詳しく見る by G-Tools |
京都市伏見区に伏見稲荷大社という神社がある。京都駅からJR奈良線に乗って稲荷駅下車。駅舎を出ると、すぐに参道があって辿り着く。
伏見稲荷大社は稲荷神を祀る全国約4万社の稲荷神社の総本宮だ。御祭神は稲荷神で宇迦之御魂神(うかのみたま)などの穀物の神の尊称らしい。宇迦之御魂神の「ウカ」には穀物・食物の意味があるのだそうだ。今では産業全般の神さまとして信仰されている。稲荷大社の縁起は、欽明天皇が即位(539年または531年)される前のまだ幼少のある日「秦の大津父という者を登用すれば、大人になった時にかならずや、天下をうまく治めることができる」と言う夢を見たことに始まる。早速方々へ使者を遣わして探し求めたところ、和銅四年(711)2月初午の日に秦伊呂巨が鎮座したのだそうだ。稲荷という名前は、秦伊呂巨が富裕に驕って餅を的にした時に、その餅が白い鳥に化して山頂へ飛び去っり、そこに稲が生ったのが起こりとされている。秦伊呂巨はその稲の元へ行き、過去の誤ちを悔いた。そこの木を根ごと抜いて屋敷に植え、祀ったという。その稲生り(いねなり)が転じて「イナリ」となり「稲荷」の字が宛てられた。ちなみに秦(はた)氏は朝鮮半島の新羅地方出身であろうと考えられている帰化系氏族だ。名前の由来が面白い。仁徳天皇に絹織物を献上し、天皇がこれらの絹織物は肌膚(ハダ)に温かであると詔せられ、その時に「波多公」の姓を賜ったのがその由来とされている。その後雄略天皇の御代になると、秦公酒という者が天皇の御前に絹帛をうず高く積んで献上したので、「禹都万佐(うずまさ)」という号を賜ったとある。太秦という地名の始まりである。太秦は秦氏の領地だったのである。
僕が伏見稲荷大社に行ったのは、何処までも続くと思われる鳥居を見るためだった。本殿横の参道を行くと、噂に聞いていたとおり、鳥居が続いている。本当に何処までも続いているように思えてならない。進んでも進んでも終わりが見えないのだ。最初は平坦だった参道も次第に階段が現れて、しっかりとした山道になってしまう。汗が流れおち、息は上がる。しばらく行くと鳥居が終わって、一息をつくものの、まだ続きがある。そうこうしているうちに結局山頂まで登ってしまった。ひーひー、はーはー汗だくになりながら降りてくると、ひとりのおじいさんと行き違った。おじいさんはしっかりとした足取りではあるけれども、その進みは遅い。ゆっくりと参道を進んでいた。手には線香を持っている。線香には既に火がついていた。おじいさん、気が早すぎないか?おじいさんの足取りでは線香が燃え尽きるまでに辿り着けないような気が...。合掌。
世界遺産好きとしては、厳島神社にも惹かれます...
| 世界遺産 日本編4 (厳島神社/日光社寺) | |
![]() | 緒形直人 鳥山雄司 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
中島誠之助さんの本を読んだ。あの「良い仕事してますねぇ」の中島さんの本だ。骨董商を営んでいる中島さんは今まで多くの偽物を見てきたと同時に、偽物に騙される人を見ている。あの中島さんでさえ、長い人生の中では騙されたこともあるのだと言う。中島さん曰く、権威に弱い人間ほど騙されやすい。特に日本人は権威に弱く、盲目的にそれを信じ込んでしまうことが多いようだ。骨董の世界では箱書きや鑑定書がそれに当る。箱書きや鑑定書がついていても専門家が見ると証明している訳でもなく、言い逃れしている箱書きや鑑定書が多いらしい。それでも素人はそれを頼りに価値があるものと思い込んでしまうのだ。
僕も権威には弱い。僕にとっての身近な(?)権威は世界遺産だ。「ユネスコの世界遺産リストに登録されています」となってると、なんだか行ってみないと損してしまうような気がしてしまう。この前京都を旅行したときもその言葉に釣られて方々へ赴いてしまった。何せ「古都京都」は世界遺産の宝庫だ。京都で登録されている17の寺社と城のうち、実に9つの世界遺産を見てしまった。そしていつものことなのだけれど後悔した。
「僕はユネスコの世界遺産リストに翻弄されている...。」
ユネスコのホームページによると世界遺産とは「地球の生成と人類の歴史によって生み出され、過去から引き継がれた貴重な宝物」だそうだ。歴史の宝物です。だからビジュアル的に圧倒されるとは限らない。かつてその場所で歴史的な出来事があったりしたことは事実なのだけれど、見た目は「なんだかな〜」ということも十分にあり得る。京都の世界遺産の中では宇治上神社ががっかり世界遺産の名に相応しかった。本殿は日本最古の神社建築なのだそうだが、建築に明るくない僕には良く分からない。地味な建物にしか見えなかった。世界遺産でなければ通り過ぎてしまうだろう。
上には上がいる。宇治上神社はまだましな方かも知れない。僕が訪れたことのある世界遺産の中でもっともがっかりさせられたのは、イランにあるスーサ(シューシュ)だ。紀元前4000年前から人が住んでいたスーサは、アケメネス朝ペルシャの時には都になった町。その後栄華を極めるものの、アレキサンダー大王によって陥落してしまった。大王がスーサの町にあった金銀財宝で遠征費用を全て賄えたくらいにこの町は繁栄していたようだ。しかし栄枯盛衰。今ではただの荒野だ。柱のひとつでも残ってやしないかと目を凝らしても、何も見えない。何もない。ところどころに穴が残っていたりするだけなのだ。砂まじりの風に曝されながら僕は呟いた。
「なんでこんなところに来たのだろう。」
やはりビジュアル的に刺激がある方が訪れて楽しいですね。でもこれからも世界遺産という言葉に敏感に反応してしまうのだろうなぁ。権威には弱いですから。
| ニセモノ師たち | |
![]() | 中島 誠之助 おすすめ平均 ![]() ニセモノ師たち これは面白い!! 魑魅魍魎が跋扈する骨董・古美術商の世界の面白さ 軽い気持ちで読み始めたが・・ つねに相手を称えて、同時に自分を売るAmazonで詳しく見る by G-Tools |