« 月食と騒音 | メイン | 諸行無常の響あり »

愛煙家に優しい町

 京都の町は碁盤の目のように整備されているし、町の大きさも手頃で歩くのにとても都合がいい。京都の宿は四条河原町だったので、大抵の場所へは歩いていくことが出来た。先斗町や木屋町はすぐだし、祇園まで行くのにだってものの10分程度だ。僕は基本的に歩いて観光していた。
 歩いていて気が付くのは、観光客の多さだ。僕もその一人なのだから仕方が無いのだけれども、中でも目に付くのは海外からの旅行者と思しき人々だった。金髪だったり、背が高かったりと欧米からやって来た風の人々もいれば、アジアンな人々もいる。特に中国語と思われる言葉を話している人たちが多いように思えた。彼らは日本人と同じように団体で行動するのが主流のようだ。集まってピーチク、パーチクと甲高い声で話している。不思議に思えるのは、僕ら日本人には中国人や韓国人を日本人ではないとなんとなく見分けることが出来るということ。話している言葉が聞こえたら勿論のこと、別に人民服を着ていなくても、なんとなく外見だけで「あっ、この人日本人じゃない」と分かることが多い。まぁ最近の中国では人民服を着て歩いている人なんて、そうそういないと思うけれど...。その反面、少なくとも僕にはヨーロッパ人の中で誰がフランス人で、誰がドイツ人で、誰がイギリス人か当てろと言われたら答えに詰まってしまう。でもヨーロッパ人にはなんとなく見分けが出来るらしい。身近な国の人だと、細かい部分までイメージがあるからなのかも知れない。
 観光客の多さ以上に僕の関心を引いたのは、町中にある灰皿の多さだ。昨今の嫌煙ブームの中、これだけ町中に堂々と灰皿を置いている政令指定都市はないのではなかろうかと思うほどである。僕が住んでいる東京の新宿区では、路上喫煙禁止の条例が出来たとたんに、町中の灰皿が一斉に撤去されてしまった。さすがは観光都市。訪れる人々全員に京都にいる時間を楽しんでもらいたいと考えているに違いない。たばこ特別税(旧国鉄の債務返済に充当している)をコツコツと支払っているのだから、少しは感謝してもらいたいと日々思っている僕にとってはなんとも嬉しい限りだ。さらに吃驚したことに、煙草の自動販売機が午後11時を過ぎても販売していた。やはり京都はいい。愛煙家に優しい町である。ただ自動販売機が11時以降に販売していたのはただの偶然だと京都在住の友人に言われたが...。

かつては大人のたしなみだったのですが...

グレート・スモーカー―歴史を変えた愛煙家たち
グレート・スモーカー―歴史を変えた愛煙家たち祥伝社新書編集部


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://awazo.com/mtype/mt-tb.cgi/45

コメントを投稿

« 月食と騒音 | メイン | 諸行無常の響あり »

本とか

面白そうな本とかはこちらからどうぞ!

フォトブログ

フォトブログもあります。ぜひのぞいてみてください。毎日更新しています。

20050811cat.jpg

大陸横断写真旅行記

韓国からドイツを目指した旅行記GO WESTもあります。

砂漠の駱駝
あわせて読みたいブログパーツ

BLOG PEOPLE TRACKBACK