儲かりまっせ
ウサマ・ビンラーディンが死亡したというニュースが流れた。サウジアラビアの情報機関からフランスにもたらされた情報として報道されたのだが、本当に死んでいるかどうかは確認できていないようだ。
ウサマ・ビンラーディンといえば、言わずと知れた国際的テロ組織ネットワークであるアルカイダのリーダーとされ、アメリカのブッシュ大統領が自らを正義とする場合の悪の役目を与えられている。まぁ目の敵と言ったところ。空々しい大統領の対テロ発言は彼に向かって発せられているといっても過言ではない。しかし「アルカイーダ」なる組織が何なのかということになると、イマイチはっきりとしない。元々はアフガニスタンからソビエト軍を追い出すために米国CIAが育てたグループで、「アルカイーダ」という名称自体、ビンラーディンを逮捕したいFBIがでっち上げた名称だとする説もある。要するに実態は良く分からないのだ。だから本当はアルカイーダという組織はないかも知れないし、ビンラーディンという人物も架空あるいは、実在していたとしても、もう既に死んでいるのかも知れない。
実態が分からず、名前もないとなると不便だ。何て罵ったら良いのか分からない。病気だって、病名が分からないと不安が募る一方だが、病名が分かればたとえ治療法が確立していなくても、なんだか原因が分かったような気がして少しは安心できる。周囲の理解も得られやすいだろう。
アルカイーダも同じかもしれない。アメリカが「いやぁ、偉大なるアメリカに従わない国があるから攻撃したいんだよね」と言うよりも「国際テロ組織アルカイーダを殲滅させる」と言った方が見栄えがいい。小泉さんのようにほいほい賛成する人も出てくる。平和のためだと勘違いしてしまう人も大勢いる。平和のための武力なんて笑止千万、実態は世界最強の国家の名の下にテロが行われるだけのことだ。
テロだろうが、正義の戦いだろうが、いざ戦争が始まれば、犠牲になる一般市民がいて、その影ではほくそ笑む人がいるのは同じ。アメリカの軍事関連企業の経営者の1人あたりの平均報酬額は、9/11テロ以前には360万ドル(約4億2331万円)だったのが、9/11テロ以降には720万ドル(8億4664万円)に倍増している。奇跡といわれた日本の高度成長なんて目じゃない。これら軍事企業のCEO達が9/11テロから昨年までに懐に入れた報酬総額は9億8400万ドル(約1157億2900万円)にも上るのだ。これはイラク国民100万人分の年収よりも多い。
やっぱり戦争は儲かるのです。だから止められないのです。
マイケル・ムーアはマイケル・ムーアで極端なのですが...
| アホでマヌケなアメリカ白人 | |
![]() | マイケル ムーア Michael Moore 松田 和也 おすすめ平均 ![]() U.S.A 批判的精神を忘れずに読みたい エエ本です カバーにだまされるな!際物ではない読み継がれるべき書 アメリカがわかるAmazonで詳しく見る by G-Tools |


U.S.A
批判的精神を忘れずに読みたい

