バボちゃんがいない...
10月31日から世界バレーというバレーボールの世界選手権が開催される。4年に一度開かれるこの大会は、男子は16回目、女子は15回目になるのだという。テレビのCMでも宣伝しているので、知っている人も多いと思う。てっきりフジテレビ系で放送されるのかと思っていたら、世界バレーの放送はTBS系で放送するようだ。道理でバボちゃんがテレビに登場しない訳だ。なんだかちょっと淋しい...。
それにしてもバレーボールは世界大会が多すぎやしないだろうか?毎年毎年「世界一を決める大会」と銘打っている大会があるような気がする。どれが本当の世界一を決める大会なのであろうか。
数ある世界大会の中で、まず思い起こすのはオリンピックだ。バレーボールもオリンピックの人気種目のひとつだろう。オリンピックの正式種目になったのは、それほど昔のことではなく1964年の東京オリンピックの時からである。「サインはV」、「アタックNo.1」などの作品の元ネタになった東洋の魔女というニックネームは、この時の全日本女子チームに付けられたものだ。
次に挙げられるのはバレーボール・ワールドカップ。国際バレーボール連盟が主催するバレーボールの世界大会で、1965年に第1回大会が開催され、1977年以降は4年に1度日本で開催されている。毎回毎回、日本で開催されているという不思議な大会である。日本以外では視聴率が取れないのであろうか。ちなみに「バボちゃん」はこの大会のマスコットで、大会ロゴマークも兼ねているという人気者。大会自体が完全に日本仕様のような雰囲気を感じてしまう。
三つ目は10月に日本で開催されるバレーボール世界選手権だ。国際バレーボール連盟が初めて作ったバレーボールの世界大会で、最も伝統のある大会なのだそうだ。次回の開催は2007年。この時こそはバボちゃんをテレビ画面の中で躍動する姿を見ることが出来るのであろう。
上の三つがどうやら三大公式大会のようだ。しかい結局のところ、どれが一番なのかは良く分からない。おそらく最も由緒あるワール
ドカップが一番なのだと思われるけれど、はっきりとはしない。はっきりとさせると視聴率に影響してしまうであろうから、テレビでも
言わないのだろう。誰もが世界ナンバーワンを決めると思うから熱中するのだ。
しかしバレーボールの怪は、これ以外にも「世界」を冠する大会が存在することにある。バレーボール・ワールドリーグ:国際バレーボール連盟公認の男子ナショナルチームによる国際リーグ大会。バレーボール・ワールドグランプリ:国際バレーボール連盟主催の女子ナショナルチームによる国際公式戦。さらには北中米、南米、ヨーロッパ、アジア各大陸チャンピオン4チームと開催国日本及び国際バレーボール連盟推薦チームの合計6チームが戦い世界一を決定するワールドグランプリチャンピオンシップという大会までもある。そうなのだ。世界大会のオンパレードなのだ。バレーボールファンは片時も世界大会があることを忘れることは出来ない。選手も選手で、大会の勝利の余韻に浸っていることは許されない。すぐに次の世界大会が待っているのだ。
バレーボールの世界ではファンも選手も安穏とすることは許されない。バレーボールの世界は大忙しなのだ。
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