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日本テレビの憂鬱

 今年も日本で開催されるトヨタカップ改めTOYOTA プレゼンツ FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2006の南米代表が決定した。今年のコパ・リベルタドーレスを制したのはブラジルのインテルナシオナルだった。インテルナシオナルは昨年の世界王者である同じくブラジルのサンパウロを決勝で破り、初めて南米王者になった。クラブワールドカップ の宣伝文句は「世界の6大陸王者が一堂に集結」となっているが、事実上欧州チャンピオンと南米チャンピオンの一騎打ちになることが目に見えている。今年はロナウジーニョらがいるスペインのバルセロナとインテルナシオナルの争いになるのだろう。どうでもいいことだけれど、ロナウジーニョとエレキコミックの谷井さんは似ているような気がしてならない。ロナウジーニョが来日した暁には是非とも谷井さんとの対談を企画して欲しいと思う今日この頃である。
 バルセロナとインテルナシオナル以外で出場が決まっているチームは北中米カリブ地区のクラブ・アメリカ(メキシコ)、オセアニア地区のオークランド・シティFC(ニュージーランド)で、アジア代表とアフリカ代表はまだ決まっていない。アジア・チャンピオンズリーグ(アジア代表が決まる大会)には日本からJリーグ・チャンピオンのガンバ大阪と天皇杯チャンピオンの東京ヴェルディ1969が出場していたが早々に敗退してしまった。となると日本で行われる大会なのだが、日本のサッカー好きに馴染みのあるチームはバルセロナだけということだ。これは困った。別に僕が困ったという訳ではないが、日本テレビの人は困るだろう。バルセロナが出ない試合の視聴率は取れないかもしれない。ロナウジーニョを始め、メッシ(アルゼンチン代表)、エトォー(カメルーン代表)、プジョル(スペイン代表)、ザンブロッタ(イタリア代表)、テュラム(フランス代表)など煌めくばかりのスター選手を抱えるバルセロナは日本でもファンが多いけれど、他のチームは...。対抗馬であるインテルナシオナルには誰がいるのであろう。過去にはファルカン(元日本代表監督)、タファレル(1994年W杯優勝メンバー)、ドゥンガ(1994年W杯優勝メンバー、元ジュビロ磐田、現ブラジル代表監督)ら蒼々たるブラジル代表選手が在籍していたことがあるようだけれど、今のチームには誰がいるのか見当がつかない。こりゃ、いかん。手っ取り早く盛り上げるには有名選手の出場が必要なのにな。頭を抱える日本テレビ職員の姿が目に浮かぶ。しかしそこは天下の日本テレビだ。そう簡単に諦めるはずがない。なにせ日本テレビと言えば、高校サッカーで毎年毎年「10年にひとりの天才」を生み出す驚異の放送局だ。今大会でも必ずや「10年にひとりの天才」を発掘してくれることだろう。

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