キリマンジャロ
前のエントリに続いて今日も山のネタです。
今日の山はキリマンジャロ。そうです。アフリカ最高峰で標高5895mの山です。キリマンジャロという名はスワヒリ語で「キリマ(Kilima)」は「山」、「ンジャロ(njaro)」は「輝く」を意味するらしい。コーヒー豆のキリマンジャロも山のあるタンザニアで生産されたものだ。
もちろん山登りに特別な興味のない僕が登る訳がない。登ったのは僕の友人だ。キリマンジャロに行ってきた、という話を聞いた時はにわかには信じられなかった。僕の中でのキリマンジャロとは遠くにある大きな山で、登るのは冒険家ばかりだと思っていたからだ。聞くとキリマンジャロはヒマラヤやK2などとは違って、ある程度山登りをしたことがある人であれば冒険家でなくても登れる山らしい。酸素ボンベも背負っていく必要はないらしい。ちょっとハードなトレッキングのようだ。そうは言ってもやはり五千メートルを越える山。富士山の山頂よりも2キロメートルも高いのだ。登るにも一日では登ることは出来ない。最短のコースを辿っても3日間もかかるし、高山病も待ち構えている。時折山に登っている友人でさえも、毎日吐いていたと言う。楽だと言ってもそれはヒマラヤなどの山と比べた場合の話であってキリマンジャロに登頂することは厳しいことに変わりない。
ヒマラヤ登頂を題材とした小説「神々の山嶺」(夢枕獏著)の中では、高度八千メートルを超える限界の世界での様子が描かれている。酸素の薄い高地は人間が普通に活動することは厳しいのだ。足を一歩前に踏み出すことにさえ、全身全霊の力を込めなければならない。幻覚も現れる。そのような極限の状況へなぜ立ち向かうのか。人間の不思議さとしか言いようがない。
| 神々の山嶺〈上〉 | |
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